現金を廃止せよ!
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先日、利き腕の右手首を痛めて病院に行ったのですが、病院も、薬局も、帰りに寄ったパン屋も、支払いが現金オンリーでした(パンは美味かった)。
かわいそうなワタクシの右手。
Suicaならそれほど問題ないのです。バッグから取り出してピッとするだけなので、利き腕が使えない状態でもなんとかなります。
が、現金となると、
- 片手で財布からお金を取り出す(小銭はとても無理)
- お釣りを受け取って片手で財布に入れる
という無茶を強いられるのです。
ここで私は、障害を持った方がどれだけ不便を強いられていたのか、改めて理解しました。以前から現金は不便だと感じていましたが、手が使えない障害を負った場合、不便なんてものじゃなくなるのだと。
障害を持っていても、健常者と同じように買い物を楽しめるべきだし、そのために必要な、電子マネーやクレジットカード、スマホ決済など、技術やインフラはすでに存在します。
ならば、それらの支払いに対応することを、法律で義務付けても良いのではないかと(クレカの場合、サインオンリーも禁止)。
これをさらに推し進めて、現金を廃止してもらいたい。現金がなくなれば、
- 強盗がなくなる
- 脱税がしにくくなる
- 現金を製造、移動、管理するコストがゼロになる
- レジの待ち時間が圧倒的に短くなる
- 津波や火事で消失することがない
- 盗まれることがない
- 落とすことがない
と、いいことづくめです。
これにより社会的コストが下がれば、決済手数料や導入コストもある程度は捻出できるでしょう。それで足りない分は値上げになりますが、まわりの店も全て一度にそうなるので、不公平にはならないはず。
無意味な因習にとらわれて新しい技術が活かせず、社会的な弱者が自立を阻まれる。犯罪を減らす機会を逃し、社会的コストが抑えられない。
いい加減我々は、現金という原始的な決済手段からおさらばするべきです。
もっと言えばカードも持ち歩きたくない。落としたら面倒です。指紋ピッで済ませたいのです。これも技術的にできるはずなので、行政に強力に後押ししてもらいたい。
それにより我々は劇的に便利な生活を享受できるようになり、障害による苦しみを少しでも取り除き、みんなが手を取り合って笑いあえる未来を手に入れることができるのです。
あ、レジのお姉さんからお釣りを手渡される時のドキドキが無くなるからやっぱやめ。