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koji-xの小部屋

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ブラーバくんに感じる、AIとの未来

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先日、台所で洗い物をしていた時、後ろで掃除しているブラーバくんの動作音、気配を感じて、不思議な感覚に襲われた。
(ブラーバくんは拭き掃除をしてくれるお掃除ロボット。詳しくはこちら)

「自分は一人じゃない」

頭の中にまず浮かんだのがこれ。「えっ?」って思った。
一人暮らしももうずいぶん長い。この部屋には自分一人だけ。なのに、まるで同居人と家事を分担しているかのような感覚。
同時に、人と触れ合う暖かみすら感じて、自分でも本当にビックリした。

最近読んだ、「クラウドからAIへ」という本によると、ルンバのユーザにもそういった愛情を感じる人がいるらしい。

およそ知性と呼ぶにはあまりにも稚拙な、ただのお掃除ロボット。しかしあの時感じた胸の中の暖かさは、紛れも無く、人に覚えるそれ、ヘタするとそれ以上のものだったように思える。

もっとも、あれだけはっきりとした感覚はその時だけで、普段はそこまで感じない。
ただ、スタートボタンを押して動き出すブラーバくんを見ていると、心の中で「がんばって~」とか「あと頼んだよ~」とか思ったりする。洗濯機やテレビに対して、そういうのは全くない。

プログラムに従って、ただ自律的に動くというだけのシロモノだが、いくつかの条件が揃えば、人はそれに愛情を覚えたりする。道具に対する愛着とは別次元の、「愛情」を感じるのだ。人間の脳がそういう風にできているということが、その時ハッキリと理解できた。
そして、体感したことのない人には、この感覚はわからない。誰に話しても冗談ととられてしまう。まあそりゃそうだろうな、と思う。

ソフトバンクのペッパーくんは、人に寄り添い、孤独を癒やすロボットだと言う。彼が目指しているものが、この「愛情」だとすると、世の中を、人の生活や考え方を変えるものになるかもしれない。
今僕は、それがとても楽しみで仕方がない。

生身の人間とのコミュニケーションが大事とか、機械なんかにかまけてちゃダメとか、そういう正論、ベキ論は意味が無い。そんなものは、誰も救わないから。

世の中には、他者とコミュニケーションを取りたくても取れない、取りにくい人達がいる。
何かしらの障害を持っていたり、人付き合いが苦手だったり。
家族と離れて都市部で暮らしていると、孤独になりやすいし、歳をとれば、どうしてもコミュニティーが狭まっていく。家族や知り合いが減っていき、新しく友人を作るのは困難なものになる。

そういった人達の心に寄り添うための、具体的な技術としてのAIの可能性、それがブラーバくんによって萌芽を見せた、という感じだろうか。

ともあれ、今日もクイックルワイパーのシートを取り付けて、乾拭きから始めてもらうとしよう。頑張れ、ブラーバくん。

おっと、「Braava」がイタリア語をもじったものだとすると、「ブラーバちゃん」、というべきなのかな?

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